HARIOの定番をORIGAMIで。HARIO 専務取締役 飯島 達也さん
HARIOの定番をORIGAMIで。HARIO 専務取締役 飯島 達也さん HARIO 専務取締役 飯島 達也さん 今回は、日本で唯一の耐熱ガラスメーカー「HARIO」の工場に訪問しました。この夏発売の「ORIGAMI ガラスサーバー with HARIO」がどのような場所、思いで皆様のもとへ届けられているかをご紹介したいと思います。 HARIOの耐熱ガラス「HARIO Glass®︎」は1972年以来「煙突のない工場」で生産しています。ガラス原料を重油でなく電気によって溶かす、独自の技術開発の成功により環境にやさしいクリーンな工場を実現しています。 HARIO Glassとは、日本で唯一の耐熱ガラスの量産工場で製造されたMade in Japanのガラスです。HARIOが理化学器具の製造が原点のため、特徴としてコーヒー器具、食保存容器のみならず、耐酸性、アルカリ性に優れ、化学薬品の実験や開発などにも使用されます。100%天然由来の素材からできた安心安全の素材です。 素材は天然の鉱物を使用しています。 ガラスサーバーのハンドル金型。こういった金型を使用しORIGAMIガラスサーバーのハンドルは作成されています。 一つ一つ丁寧に検品され、箱詰めされ出荷されます。 製造時に出た端材(カレット)は集められ、再利用されてまた新しい製品の一部となります。 今回、HARIOの歴史と掲げる想いについて、専務取締役 副工場長の飯島さんにお話をお伺いすることができました。 100年続くものづくり。日本で唯一の耐熱グラスとは ───創業1921年と100年続くものづくりを実現してきた、日本で唯一工場を持つ耐熱ガラスメーカーのHARIOさん。どのような軌跡を辿ってきたのか、その歴史からお聞かせください。 飯島さん:1950年代に東京都江東区白河に硝子溶融炉を設備したときは、まだガラス原料を重油で溶かしていたため、工場からは白い煙がもくもくと出ており煙と粉塵の害がひどく、働く社員・工場近隣・環境にとっても良くない状態だったと聞いています。 当時から環境に配慮した企業でありたいと掲げていたこともあり、公害をなくす方向性を探るうち、重油ではなく「電気」でガラス原料を溶かす独自技術『直接通電式ガラス溶融炉』の開発に成功しました。これにより当時のガラス工場では当たり前だった煙と粉塵の害を無くし、日本で初めて「煙突のない工場」を実現させたのです。 飯島さん:現在では、古河工場にて製造を行っています。耐熱ガラス『HARIO Glass®︎』は、100%天然の鉱物を精製した、地球にやさしい製品。亜ヒ酸やアンチモンといった重金属を一切使用しない。ガラスにプリントする白のインクは無鉛インクに切り替える、など。安心・安全な素材で、熱と酸に強く、電子レンジで使える優れたガラスになっています。 創業当初、理化学用硝子の製造、販売をスタート ───人にも地球環境にもやさしい工場運営はもちろん、商品自体も安心安全な素材でつくられているのですね。 飯島さん:はい。そうした企業としての姿勢は、100年経っても変わらない信念となっています。と同時に、時代とともに変化を遂げたこともあります。 私たちは1920年代の創業当初から、理化学用硝子器具の製造・販売をしてまいりました。 現在は、その原点を活かしながら、コーヒー・ティー関連、酒器・ガラス関連、調理器具・卓上関連と、家庭でも気軽にお使いいただける製品を幅広く製造しています。 そうした多岐にわたる製造を支えているのは、企画から設計、製造、販売まで一気通貫で行える独自技術。そしてオートメーションと人の力を掛け合わせたシステムの構築です。 これらは当社の強みでもあり、有難いことに「世界屈指の耐熱ガラスメーカー」と言われる所以にもなっていますね。...